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乱場月歩 【きっと僕は】

きっと僕は そんな僕の事を書き綴ってみようと思った。
この記事は向こうの日誌にも投稿しようと思っている。


思い返せば今からやく10年ほど前の事

ずっとずっと子供のままでいたいと思った僕と
早く早く大人になりたいと願った子供がいた。

彼女は普通の人とは何かが違った
何が違ったかと言うと

髪の毛 肌の色 目の色 顔も全てだった

でも見た目は人間で 人間とは少し違った

彼女と手を繋いで歩いた帰り道
彼女と見つめた夕暮れ

それのどれもこれもが美しくて
どれもこれもずっと続くと思っていた

僕たちの事を信じない 彼女の事を信じない人が
この世界にどれだけいるか それはきっと数えきれない。

でもその子は僕がいなくなる少し前にどこか遠い僕たちの手の届かない世界へ
行ってしまった。

でもその子はいつの間にかいなくなっていて
いつの間にかその人とは少し違った子供がいた。

彼女は願っていた

永遠に幸せになれますようにって
でも永遠に幸せになる方法なんてないと
グレにグレて拗ねた僕はそう大人になって返した


僕と彼女の出会いは 小さな小さな家の中だった
森の奥にあった家の中で


そして彼女は言った
いつかきっとこの世界も全て生きた私たちの証を残そうが
何も残らない全て灰になって消えていくんだ

そういった君の背中はとても悟っていた。


そして僕も
あんな未来になるなら大人になんてなりたくなかった

子どものままで 何も知らない無垢なまま
ずっと走り回って笑える子供がよかった

彼女は言った

「あるいみ不老不死かもしれない、私はね」って

意味が解らなかったがそれが比喩であることもよくわかった

そしてそのジョークは僕たちの人生を大きく変えた一言だった


僕は弱虫だ ずっと泣いてばかりで
闘う勇気のない 弱虫なんだ。
ずっと願っていた

人に見られたくない 守りたいものも守れなかった
僕はお母さんがいなくなってしまった 守りたいものも守れなかった
ずっと悔しくて悲しくて泣いていた

だから強く強く願っていた

見えなくなりたい 僕が 全て隠してあげたい

そんな僕にはどんな縁だろうか神様のイタズラだろうか

人に見られにくい僕には 人に気配を察しられることが少なかった


幼いながらのただの夢だったんだけど それが現実になった僕は不思議だった

そして粗大に僕たちは見た目がどんどん歳をとっていくのに
何故、君は見た目が変わらないの

僕は最近気が付いた
彼女のことが誰よりも好きだった。

きっと未来 僕が知らない未来で 彼女は1人ボッチで生きていくんだなぁって

そしてこの年になって あのランドセルを背負っていた日々のまま

ずっと彼女が好きだった。


彼女は突然語りだすんだ昔から


「100年前はね」「200年前はね」

昔はただの作り話かなぁって思っていたけど その話は
次第にニュースで過去の掘り返された遺跡や石板と一致していた
でもそれはずっと大人に話したが誰も信じてあげなかった

そして歳をとる僕は 大人になるまでに沢山汚されて汚してきた手も目も体も

だから思うことがある

あの日々に見た夕暮れはあんなに綺麗に見えたのに 今じゃ憎たらしく見える

これが清澄なんだろうなぁって思った

僕の大好きな友達の彼女は
あの頃から見た目も身長も変わらない

きっと最後は誰もいなくなって彼女は独りぼっちになるんだろうなって思ってる。


そして昔は解らなかったけど今は解ることがある。

そう僕たちにあるこの不思議な力は
神様のイタズラなんだ

そう神様という 僕の友達のイタズラなのかもしれない
悪意ではなく善意のイタズラ

神様なんだ君は僕たちからすると
君が願えばたいていの事はなんでも叶う

そしてようやく僕は気がついた
こんな未来になったことも
こんな力を持ってしまったことも

きっとそれは

臆病な僕だから 弱虫な僕だから
誰かの役に立つために

だから今なら言えるって思ってる

人生最初で最後の告白は彼女と部長だけだった


そして僕はちゃんと言えた

何もかもが手遅れになる前に
生きた証を残すために

突飛な出会いかもしれない でも理にかなった出会いだった

僕たちの出会いは僕たちですら不思議なもので
全て椅子取りゲームの真ん中の人が親が動かしたようにも思えるほど

突飛で複雑なものだった

 

当事者の僕ですら僕の人生を疑うんだ
そんな何も知らない赤の他人が見たら僕の事を疑っても仕方ないと思っている。

でもみんなに聴いてみればいいよ
僕たちはこうして今ここにいる
何故かいる どうしてかいる

それもこれも神様のイタズラ。

何もかもが すべてが無くなる前に

手遅れになる前に伝えられた

「愛してる」「大好きだよ」
って


臆病なぼくだからこそ
臆病な僕にしかできないこと

それは……


いつか見た夢を語り残して
いつか見た情景を映し出すように見ていけばいい

僕の人生は遠回りしすぎた


そして 僕がそう思えたのは
今じゃもう 顔も声も 届かない場所にいるとある僕の友達に言いたかったんだ

「大好きだよ」って言えなかったことを今でも後悔してる。

だからこそ言える 今やらないといけない


そして 何もかもが 僕にととって苦しいものでしかなかった人生は

今僕の傍にいる仲間たちのおかげで 幸せに歩み始めている気がする


皆大好き 愛してる。


僕の仲間たち
明日みんながいなくなっても 今日僕がいなくなっても後悔しないように生きていきたい。


ようやく言えた……良かった。

そしていつか僕の知らない未来で
彼女が みんなが

幸せな世界で生きていますように。